DoCmdオブジェクトでは、”マクロ”オブジェクトから使用できる機能はほぼすべてVBAから実行することができます。
構文は
DoCmd.メソッド名 引数1,引数2,引数3・・・
となります。引数は省略できるものとそうでないものがあります。省略した場合は、その引数のデフォルト値が用いられます。
名前 | 動作 | |
---|---|---|
基本 | OpenTable | 指定したテーブルを開く。 |
OpenQuery | 指定したクエリを開く。 | |
OpenForm | 指定したフォームを開く。 | |
OpenReport | 指定したレポートを開く。 | |
アクティブ化 | SelectObject | 指定したオブジェクトを選択&アクティブにする。 |
GoToControl | 指定したフィールドorコントロールにフォーカスを移す。 | |
ウィンドウ操作 | Maximize | アクティブウィンドウを最大化する |
Minimize | アクティブウィンドウを最小化する。 | |
Restore | アクティブウィンドウを元のサイズに戻す。 | |
MoveSize | アクティブウィンドウのサイズ変更&場所の移動 | |
オブジェクト操作 | CopyObject | 指定したオブジェクトをコピーする |
DeleteObject | 指定したオブジェクトを削除する | |
Rename | 指定したオブジェクトの名前を変更する。 | |
印刷 | PrintOut | アクティブなウィンドウを印刷する。 |
保存 | Save | 指定したオブジェクトを保存する |
Close | 指定したオブジェクトを閉じる。 | |
レコード操作 | TransferText | テキストファイルをインポート/エクスポートします。 |
TransferSpreadsheet | エクセルファイルをインポート/エクスポートします。 | |
出力 | OutputTo | 指定したオブジェクトを指定した形式で出力します。 |
フィルタ | ApplyFilter | テーブル、クエリ、フォームに対してフィルタリング設定をします。 |
ShowAllRecords | ApplyFilterの設定を解除します。 | |
検索 | FIndRecord | 指定した条件を満たす最初のレコードを検索します。 |
FindNext | FindRecordで指定した条件を満たす次のレコードを検索します。 | |
その他 | Beep | 警告音を鳴らします。 |
Echo | 画面の再描画のOn/Off設定をします。 | |
SetWarning | システムメッセージのOn/Off設定をします。 | |
Hourglass | マウスポインタを砂時計にします。 | |
Quit | Accessを終了します。 |
種別 | 機能 | 動作 |
---|---|---|
AddMenu | ||
CancelEvent | ||
CopyDatabaseFile | ||
DoMenuItem | ||
GoToPage | ||
GoToRecord | ||
OpenDataAccessPage | ||
OpenDiagram | ||
OpenFunction | ||
OpenModule | ||
OpenStoredProcedure | ||
OpenView | ||
RepaintObject | ||
Requery | ||
RunCommand | ||
RunMacro | ||
RunSQL | ||
SendObject | ||
SetMenuItem | ||
ShowToolbar | ||
TransferDatabase | ||
TransferSQLDatabase |