Accessとは？

Accessとは、マイクロソフト社製のデータベースソフトです。
データベースソフトにもいろいろありますが、Accessは比較的小規模向けのものです。

データベースは、身近なものだと、例えば、会社の社員録などで使われていたりします。
「それならエクセルでも作れるじゃないか」と思われるかもしれませんが、エクセルだと

1. すぐに重くなる。
2. 検索や抽出がAccessほど柔軟ではない。
3. 扱えるデータがAccessより小さい。

などの問題があります。
実際、Accessが購入されるのは小規模な会社や大きな会社の一部門などで、エクセルで運用していたものが、データが大きくなるなどして実用上の問題が起きたときなどがよくあります。

また、上記に加えてAccessの長所としては

1. エクセルに比べ、プログラミングを使用した利用法にスムーズに移行できる
2. 印刷機能が充実している。エクセルだとデータを入力するシートは、そのまま印刷するイメージでもありますが、Accessであればデータは「テーブル」というデータの格納専用のところに保存され、印刷後のイメージとは分離しているので、同じデータを使用して、複数の印刷イメージを作ることができます。帳票作成時などに大変便利です。
3. エクセルでいう「オートフィルタ」や「VLOOKUP関数」のような機能を、もっと高度に柔軟に利用できる。
4. 同時に複数のユーザの利用が可能。データの追加、削除ができる。
5. 中規模、大規模なデータベースへの移行も可能。同じマイクロソフト社製のプロ向けのデータベースサーバがあります。これにより、会社や部門が拡大したり、業務のデータベースへの依存度が 高まっても対応が可能です。

などがあります。
さらに、最近ではかなり値段が安くなり、昔のような敷居の高さがだいぶ軽減されています。

国民のITリテラシーが上がり、HTMLやエクセル程度は専門家でなくても高度にこなせる人が増えました。
他の人と差をつけるためにも、Accessを使いこなせるようにするのはお薦めです。